災害時に使える庭とは
先日自宅の隣の土地を購入している友人より、この土地を子供たちの遊び場件、
災害時にも避難し利用できるようにできないかと相談されました。
その土地は隣家の庭だった部分ですが、かなりの間手付かずで、
数本の大木と雑草が生い茂るちょっとしたジャングルです。
大木の枝が自宅の方にも伸びてきて外壁にさわるとのことで、
一度大枝払いをした後のタイミングでした。
自宅のすぐそばに大きな公園があり、そこが災害時の避難場所になっているとのこと。
こんなに近いのならば、今はまだ空いている隣の敷地で避難生活を送れるのではないかとの考えです。
では避難場所として庭にあったらいいものとは何か?
・バーベキュー炉(調理ができ、暖も取れる)
・雨水タンク(タンクとは別に給水管は自宅の方から分岐して立水栓を新設しておく)
・テントが張れるスペース
・電源の確保
(ポータブル電源や発電機とは別に、自宅の屋外電源から分岐して庭で使用する電源を新設しておく)
また災害時だけでなく、普段子供たちが遊べる庭をとの要望には、
テントを張るスペースにはプールを置いたり、
ブランコやハンモック、日除けのシェードを固定するに足りる大木はあるので利用。
見守る大人たちの居場所も心地よい空間にしておきたいので、照明計画や植栽スペースの整備。
バスケットゴールが欲しいという息子まで現れ、では舗装された平場がいるでないか・・・、
とプランニングすることが楽しくなってくる。
将来子供たちの誰かが家を建てるかもしれないと購入している土地だけに、
その時がくれば壊してしまうことにはなるので、あまり作り込んでしまうのも違う。
予算だってある。
できるだけ今残っているものを活かしておくのがベストだと考えます。
普段からリビングダイニング前の屋外テラスで食事をとることの多い友人家族。
子供たちの成長により変化していく庭のありかた、
たとえ必要がなくなり壊してしまうことになっても、それはその役目を終えたのだと。
そうやって何事にも変化を受け止め、受け入れてしなやかに前に進んでいける友人家族は人生を楽しんでいる。
これからも、私たちのgardenpeaks長久手officeは、皆さんの理想の庭や外構を実現するために精一杯サポートしていきます。ぜひお気軽にお立ち寄りください!
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